ニキビ肌に優しいクレンジング!間違えたクレンジングはニキビを悪化させる?
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スキンケア
お化粧をする女性なら誰でも毎日クレンジングはおこなうと思います。なんとなく肌を気にせずに、クレンジングをしている人は、もしかするとそれがニキビの原因かもしれません。
ここでは、ニキビケアで見落としがちなクレンジングの注意点と正しい方法をまとめました。日ごろの自分を振り返ってみてみましょう。
クレンジングの役割はご存知ですか?
たまに「化粧をしていない日もクレンジングをする!」という方がいます。本来のクレンジングの役割は、油性の化粧を落とすことにあります。ですので、メイクをしていない日は、必要ありません。
「脂性肌だからクレンジングで皮脂を洗い落とせるんじゃない?」と使い方を勘違いしている方もいますが、これ実は、肌を老化させてしまいます。
クレンジング剤の中には、界面活性剤という油を浮かせる成分が入っています。この界面活性剤が、メイクアップ料の油と水の橋渡しをして洗い流してくれます。界面活性剤は化粧を落とすには、とても効果的な働きをしますが、一方で肌には大きなダメージを与えます。
というのも、皮膚のバリアの役割を果たしている必要な皮脂も全て流してしまうからです。
「脂性肌だから丁度いい!」と思ったら大間違いです。
肌のバリア機能がなくなるので、傷がつきやすくなり、敏感肌になってしまいます。またクレンジングをしすぎれば、より皮脂を分泌するようになって、脂性肌が悪化することもあります。脂性肌が悪化すれば、もちろんニキビも悪化します。
クレンジングの正しい役割を理解したうえで、最低限の回数でおこなうのが肌への負担を減らすことに繋がります。
クレンジングの正しい方法
クレンジングの正しい方法の前に、まず注意する点は2つ紹介します。
クレンジングNG行動
- 力を入れてゴシゴシと洗うのはNG
- 長い時間クレンジング料を肌つけるのはNG
ゴシゴシと洗うのがNGの理由は、皮膚の角層を傷つけてしまうからです。肌は薄い何枚もの角層が重なってできています。顔の角層は、約20枚重なってできていて、その薄さは0.02mm程度になります。これはラップと同じくらいの薄さです。
この薄い角層の上でゴシゴシと力を入れて洗えば、皮膚がボロボロになってしまいます。クレンジングは、優しくなでるようにおこないましょう。
また、長時間クレンジング料を顔につけているのもNGです。界面活性剤の量にもよりますが、クレンジング料は、肌への刺激が強いため、長くても1分ほどで流すのがベストです。
正しいクレンジングの方法
前述のとおり、クレンジングは肌への負担が強いです。ですので、肌の強いTゾーンから皮膚の弱い目元・口元の順でおこなうのが良いとされています。
STEP1 Tゾーン(おでこ・鼻)
まず、説明書に書いてある適量の半分を、皮膚の強いおでこや鼻などのTゾーンから、クレンジング料をなじませていきます。皮膚が強いからと言ってゴシゴシ洗いはやめましょう。やさしく指の腹でなでていきます。
STEP2 Uライン(顎)
次に残りの半分の量を手にとり、顎などのUラインにクレンジング料を馴染ませていきます。
STEP3 目元・口元
最後に皮膚の薄い、目元や口元にクレンジング料を馴染ませます。下唇のくぼんだ部分は汚れが溜まりやすいので、口を膨らませて洗うとよく取れます。
クレンジングの種類
ニキビケアをする場合、正しいクレンジング方法と一緒に、クレンジングの種類にも気を付けたいところです。
クレンジングは種類によって、メイクオフ力や、肌への刺激の強さが変わります。界面活性剤を多く含んだタイプ、油分を多く含んだタイプ、水分を多く含んだタイプなど、それぞれ特徴があります。代表的な5つのクレンジングタイプを紹介します。
シートタイプ | シートでメイクを拭き取るタイプのクレンジングです。油分で化粧を浮かせるステップを省いているので、メイクオフの力は強いです。ただ、界面活性剤の洗浄力だけで落とすので、肌への負担は大きくなります |
オイルタイプ | オイルを多く含んだタイプのクレンジングです。オイルと界面活性剤を多く含んでいるため、メイクオフの力は強いです。早く化粧を落とせるので人気があります。ただし、肌への刺激も大きくなります。 |
ジェルタイプ | 透明のジェル状のクレンジングです。透明のジェルは界面活性剤が多く含んでいることが多いので、肌への負担は大きいです。乳白色をしたクリーム状であれば、刺激はすくなくなります。 |
クリームタイプ | 乳白色をしたクリーム状のクレンジングです。油分と界面活性剤のバランスがよく、皮膚への負担を軽減できます。メイクオフはオイルタイプよりも劣るものの、肌への刺激も弱くバランスが良いタイプです。 |
ミルクタイプ | クリームタイプよりも水分量が多いミルクタイプは、肌への負担は少ないものの、メイクオフの力が弱く、ゴシゴシ洗いになりやすい傾向があります。 |
あくまでタイプごとの特徴になるので、商品によっては、オイルタイプなのに界面活性剤の量を抑えているものや、肌に優しい配慮がされているクレンジング料もあります。
クレンジングの選び方
「ニキビ肌の人はどのような基準でクレンジングを選べばいいの?」と疑問の方もいると思います。選び方のポイントは2つです。
- 油分・界面活性剤が少ない低刺激なもの
- しっかりとメイクオフできるもの
油分を多く含んだタイプは、アクネ菌にエサを与えるようなものです。ニキビを悪化させる原因となります。また、界面活性剤は皮脂を根こそぎ奪ってしまうため、肌のバリア機能を低下させてしまいます。ニキビ肌の人は、ノンコメドジェネリックテストを受けているクレンジング料を選ぶと良いでしょう。
また、クレンジングなので、しっかりとメイクオフできなければ意味がありません。メイクオフの力が弱ければ、長時間クレンジング料を顔に塗ることになったり、ゴシゴシ洗いの要因にもなります。
2つのポイントを抑えたおすすめクレンジング商品
オルビス クレンジングリキッドオススメ度:★★★★★
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11年間オルビス売上No.1の信頼と実績のあるメイク落とし。100%オイルカットで、なので肌に優しいクレンジングです。保湿成分が30%以上配合されているので洗い流した後もヒリヒリと痛くなることはありません。
D.U.O.ザ クレンジングバームオススメ度:★★★★★
低刺激とメイクオフで人気のクレンジング
@cosmeの口コミで第1位、モンドセレクション金賞を受賞する信頼できるクレンジング。肌に優しい無添加で、さらに植物由来洗浄成分でメイクオフもしっかりできます。アロマオイルのローズの香りも人気の1つです。
ノブ ACアクティブ クレンジングリキッドオススメ度:★★★★★
ノンコメドジェネリックでニキビ肌でも安全!
ノブの特徴はノンコメドジェニックテストを受けているという点。ニキビのできにくい安全性の高いクレンジングリキットです。余計な香料や着色料が配合されていないので、敏感肌でも安心して利用できます。メイク落としもしっかりできます。