お酒とニキビの関係!アルコールが肌に与える6つ影響とは?
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ニキビの原因
ニキビを気にする人なら一度は聞いたことがある「飲酒がニキビをつくる」という説。「ニキビ中にアルコールを飲むと炎症が酷くなる」「アルコールを飲むと肌が荒れる」などいろんな説があります。
でも、実はアルコールがニキビの直接的な原因となることはほとんどありません。とはいえ、飲酒は肌に様々な影響を及ぼします。
お酒が肌に及ぼす影響6つ
飲酒がニキビの直接的な原因となるという証拠はほとんどないものの、この2つには関連性があることが分かっています。アルコールが肌に及ぼす影響を1つずつみてみましょう。
1.免疫力の低下
習慣的な飲酒は免疫システムを低下させます。免疫システムにはニキビ菌を抑制する役割があるので、免疫が弱ってしまうと毛穴の中でニキビ菌が繁殖しやすくなります。
2.ホルモンバランスを乱す
アルコールは体内のホルモン分泌量を変化させます。テストステロンないしはエストロゲンの分泌量が不安定だと、ニキビが発生しやすくなります。
3.ストレス
ストレスに対処するために酒を飲む人は多くいます。ストレスはホルモンに影響を与えるので、この2つが組み合わさると様々な問題が引き起こされ、肌にも悪い影響を与えます。
4.肝臓へのダメージ
アルコールが肝臓にダメージを与えることはよく知られています。肝臓は綺麗な肌を保つ上で、おそらく最も重要な器官です。ホルモンの分泌量を調整し、血糖値を保ち、また体内から毒素を取り除く働きがあります。何が原因であれ、肝臓の機能が弱まると、肌に悪影響があります。
5.カンジダの増殖
アルコールはカンジダを増殖させます。カンジダは発酵食品や砂糖入り製品(ビール、カクテルなど)に多く含まれるのです。カンジダが増殖すると肌に吹き出物ができます。これは厳密にはニキビとは異なりますが、症状はとてもよく似ています。
6.体の水分を奪う
アルコールは体内の水分を奪う作用があります。水分は、ニキビの悪化の原因となる炎症性の毒素を取り除く上でとても重要な役割を果たします。またアルコールを飲むと、毛穴を縮んで詰まり易くなります。
おわりに
アルコールによりニキビが悪化する可能性もありますが、だからといって全く飲まない方が良いというわけではりません。
他のニキビの原因と同様に、アルコールの作用は人によって様々です。1杯飲むごとにたくさんのニキビができてしまう人もいれば、何杯飲んでもほとんど変化の起きない人もいます。
アルコールの影響は人によって異なりますが、適切な量を飲んでいれば、普通は肌に目立った影響はないのです。