冬にニキビができやすい原因は「乾燥」!乾燥期のニキビケア!

公開日: : 最終更新日:2015/03/20 ニキビの原因

乾燥ニキビ肌の人にとって、冬はとても厳しい季節です。冷たく乾燥した空気に肌がさらされて、表皮層が乾燥し荒れてしまうからです。もし正しいケアをおこなわなければ、荒れた皮膚に皮脂や埃、その他の不純物がむすびついて、毛穴を塞いでしまいます。毛穴がふさがると、そこに皮脂がたまりニキビの原因になるアクネ菌が増殖してしまいます。

ですので、秋冬の乾燥した季節は、丁寧なスキンケアをすることが大切になります。ここでは、乾燥した季節にするべきニキビケア方法についてご説明します。

冬も毎日の洗顔が大切

冬は乾燥が気になって、朝の洗顔をしない人もいると思います。でもそれは逆効果です。肌をきれいに保つことで皮膚に関する問題の25%は減らせるといわれています。特に冬期は他の季節よりもフェイスクリームをおおく使う傾向があります。べたつきのあるフェイスクリームは空気中の不純物を肌にはりつけやすくするので、その汚れを取るためにも洗顔は大切です。朝と夜の2回を目安として肌の洗浄をおこないましょう。

また、洗顔後は保湿も忘れずにおこないましょう。保湿剤にはセラミド配合の化粧品がおすすめです。セラミドは空気中の湿度が0%になっても、水分を蒸発させることなくキープする、超強力な保湿成分です。

肌に栄養を!

洗顔と保湿だけでなく、肌に栄養を与えることも大切です。栄養をバランスよく摂れば、免疫力もアップしますし、肌のターンオーバーも正常になります。ニキビのできにくい、健康で乾燥にも強い肌質にすることができるのです。

栄養の摂り方は、①直接肌に塗って栄養を補給 ②食事から摂る の2種類の方法があります。

直接肌に塗って栄養を補給

美肌成分のビタミンCは通常、肌に塗っても浸透することはありません。ただし、近年は肌への浸透技術が向上して、「ビタミンC誘導体」や「APPS」といった肌の深部までビタミンCを浸透させることができるようになりました。実際にニキビ専門の皮膚科では、治療の一環としてビタミンC誘導体を利用しているクリニックも少なくありません。

化粧水や美容液にもビタミンC誘導体やAPPSが含まれている商品が増えてきているので、化粧品を購入する際は、成分表記をチェックしてみてください。

食事から摂る

ニキビに効果のある栄養素はいくつもあります。ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどをバランスよく摂ることでニキビの症状を緩和させることができます。ただし、毎日栄養バランスを考えた食事をつくることは難しいことです。特に外食が多い場合は、かならず栄養の偏りがでてきます。そんな人はサプリメントを使って栄養バランスを整えるとよいでしょう。

特定のビタミンに特化したサプリメントもありますが、手軽にバランスよくとるなら、マルチビタミンサプリがおすすめです。

おわりに

冬や秋は空気が乾燥して肌トラブルも増える季節です。ニキビができる前から丁寧に、体の外側・内側のケアをおこないましょう。


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