ビタミンCでニキビケア!ビタミンCの摂り方と注意点

公開日: : 生活習慣・サプリ

ビタミンCはコラーゲンが正常に合成されるために不可欠なビタミンです。コラーゲンはニキビを予防し、皮膚や身体全体を健康に保つために非常に重要な栄養素です。コラーゲンは人体のあらゆる部分に含まれるたんぱく質であり、結合組織を構成して私たちの身体を繋ぎとめる役割を果たしています。

ビタミンC欠乏症は壊血病につながります。海賊や船員が長い期間新鮮な果物や野菜を摂取できない時にかかる厄介な病です。それでは、以下にビタミンCとニキビの関係を見ていきましょう。

なぜニキビケアにビタミンCが必要なのか?

ニキビの予防や治療のためにビタミンCを摂取する理由はいくつかあります。ビタミンCは炎症を抑え、健康的なコラーゲンレベルを保つ働きがある他、強い抗酸化作用があります。以下にこれらの要素を1つずつ見ていきましょう。 

炎症を抑制する働き

人体はニキビ菌を殺すために、炎症性化学物質を放出します。しかしながら、ニキビ菌は特別な“おとり”システムを持っているので、炎症性化学物質をだましてその行先を皮膚に変えてしまうのです。そうなると、菌が死ぬ代わりに、皮膚が炎症します。

ビタミンCには、免疫システムを“トーンダウン”させる効果があります。過剰反応してしまっている免疫システムを抑えることで、皮膚に炎症も抑えることができます。

強い抗酸化作用

活性酸素は皮膚にダメージを与え、ニキビの炎症や瘢痕をを悪化させます。ビタミンCの抗酸化作用は、活性酸素・遊離酸素を除去する働きがあるため、ニキビや皮膚にとって非常に重要な役割をもっています。

コラーゲンの生成を助ける働き

ビタミンCは体内でコラーゲンが正常に合成されるのを助ける働きがあります。コラーゲンは健康な肌を保つ上できわめて重要です。肌の見た目に直接的に影響する他、肌に回復力や耐久力を与え、肌の組織を安定させるのです。コラーゲン不足は、皺などの問題の原因となります。

ビタミンCを利用したニキビケア

ビタミンCを利用したニキビ治療には2通りの方法があります。ビタミンCサプリメントを経口摂取するか、もしくはニキビ用のビタミンCクリームや美容液(セラム)を使用するかです。両方の特徴を見ていきましょう。

サプリメントでビタミンCを摂る

毎日十分なビタミンCを摂取していますか?海外の「Vitamin C Foundation」財団では、成人に対して1日3回1,000mg、合計して1日で3,000mgのビタミンCを摂取することを推奨しています。

1度に大量摂取するのではなく、3度に分けることを推奨する理由は、ビタミンCが水溶性ビタミンだからです。水溶性ビタミンは、人体のシステムからたったの数時間で排出されてしまいます。血液内におけるビタミンCの半減期は、たったの30分です。つまり、30分で半分が無くなってしまうのです。

3,000mgというと相当な量に思えますね。実際、日本におけるビタミンCの1日あたりの推奨摂取量(RDA)は、成人で100mgです。しかし覚えておきたいのは、RDAというのは、欠乏症を防ぐために必要な最低摂取量であり、健康を最適な状態に保つために推奨される量ではないということです。

実際のところ、ガンや、細菌感染、肺炎などを患う患者に対しては、医者はこれより遥かに多くの量のビタミンCを処方します(200gを超える場合もあります)。

200gといえば、換算すると200,000mgです。だからたったの3,000mgくらいで心配することは何もないのです。

クリームや美容液でビタミンCをとる

ビタミンCクリームや美容液を使用することも、皮膚の自然なコラーゲン生成を促進させ、肌の全般的な健康状態を改善する上で有効です。ビタミンCクリームの長期的使用は、コラーゲンを再生させ、肌の皺を改善する効果があることが立証されています。

ビタミンCには色素を明るくする働きもあります。これはニキビや瘢痕による赤みを抑制するうえで効果的です。他にも、有害な紫外線から肌を守る働きや、肌を急激なダメージや老化から守る強い抗酸化作用があります。

ビタミンCを含む保湿クリームは数多く販売されており、これは顔全体のニキビ治療に使用することができます。またビタミンCを濃縮させた美容液(セラム)もあります。これはそのまま使っても良いですし(数滴で十分です)、日焼け止めや保湿クリームに混ぜて使っても良いでしょう。

ビタミンCのデメリット

ビタミンCの欠点のひとつは、非常に酸化しやすいことです。ビタミンC 美容液(セラム)はダメになってしまうと、黄色もしくはオレンジがかった色味になります。琥珀色のような感じになるのです。

酸化してしまったビタミンCは、効能が無いだけでなく、皮膚にダメージを当てるほか、様々な問題を引き起こします。
 
ビタミンCの酸化を避けるためには、製品を常に暗い場所に保管し、かならず蓋がしっかりと閉まっていることを確認しましょう。ビタミンCは光や空気に触れることで酸化します。もしこのような心配をするのが嫌ならば、自分で新鮮なビタミンC美容液を作るという手もあります。

ビタミンC美容液の作り方

自分でビタミンC美容液(セラム)を作る理由は、主に2つ挙げられます。まず1つめは、コストがずっと安いことです。また自分で作ることで、美容液を常に新鮮で酸化していない状態に保つことができます。

材料と購入先

  • 蒸留水20g:薬局やスーパーで100円程度で販売
  • アスコルビン酸5g(粉末もしくは結晶):ドラッグストア、インターネット販売など。
  • グリセリンもしくはプロプレングリコール5g:ドラッグストア、インターネット販売など
  • 暗色のガラス瓶:健康食料品店、インターネット販売など。薬局でも買えます。

合計コスト:ニキビケアに使える新鮮なビタミンC美容液が、年間数千円で作れます。

作り方

  1. ガラス瓶を熱湯で殺菌消毒する。
  2. 瓶が完全に乾いて冷めるまで待つ。
  3. アスコルビン酸を瓶に入れる。
  4. 蒸留水を瓶に入れる。
  5. 棒などを使い、アスコルビン酸が完全に溶けるまでかき混ぜる(けっこう時間がかかります)。
  6. グリセリンもしくはプロプレングリコールを加える。
  7. 瓶に蓋をして何度も振り、中身をよく混ぜる。
  8. 作った美容液は冷暗所に保管する。
  9. 顔、首、その他の場所に、毎日数滴塗布する。

ニキビケアに使える他のビタミンやミネラル

ビタミンCはニキビ治療に非常に有効です。しかし他にも知っておくべきビタミンやミネラルがあります。中でもとりわけ重要なのが、ビタミンEと亜鉛です。

亜鉛は強い免疫システムを保つために最も重要な栄養素のひとつです。また皮膚細胞の再生機能を活性化させることで、ニキビの治癒を早めます。また抗炎症作用があるので、皮膚の炎症を和らげる効果があります。

ビタミンEがニキビ治療に有効であるのは、強い抗酸化作用があるからです。細胞膜のダメージを防ぎ、ニキビ跡から肌が回復するのを助けます。またビタミンEには、体内のビタミンA量を調節する役割もあります(ビタミンAは肌の健康を保つ上でもっとも重要な栄養素のひとつです)。


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