ビタミンEでニキビケア!ビタミンEがニキビに効くワケ

公開日: : 最終更新日:2016/12/30 生活習慣・サプリ

ビタミンEは強い抗酸化作用を持ち、人体の様々な機能において重要な役割を担います。またビタミンEは1種類の化合物ではなく、8つの異なる型があります。ビタミンEは、ビタミンCのような水溶性ビタミンとは異なり、脂溶性ビタミンに分類されます。そのため過剰摂取した場合は脂肪組織に蓄積されるのです。

ビタミンEがニキビに効く3つのポイント

  • 強い抗酸化作用
  • 細胞膜へのダメージを防ぐ(ニキビ跡を目立たなくする)
  • ビタミンAの量を調整する

ビタミンEがニキビ治療に役立つ理由はいくつかあります。まずは強い抗酸化作用により、身体の細胞を有害な活性酸素から守ります。

次に、ビタミンEには細胞膜へのダメージを防ぐ役割があります。ニキビによる瘢痕から皮膚を回復して跡を目立たなくさせる働きがあることが実証されています。

最後に、ビタミンEにはレチノール(ビタミンA)の量を調整する働きがあります。ビタミンAは、肌を健康に保つために不可欠な栄養素です。ビタミンA不足は、細胞内の脂肪酸の酸化の原因となり、細胞に有害な影響を与えます。ビタミンEは、ビタミンAの量を通常レベルに回復させることにより脂肪酸の酸化を防ぎます。

ビタミンEの活用方法

ビタミンEを使用したニキビ治療には、2通りの方法があります。ビタミンEサプリメントを経口摂取するか、もしくは皮膚に局所的に塗布するかです。以下にそれぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

サプリメントでビタミンEを摂る

ニキビ治療のためにビタミンEサプリメントを摂取する際は、いくつか考慮すべきことがあります。サプリメントは天然のものにするのか、それとも合成品にするのか、またどれくらい摂取するのか、などです。

サプリメントの選び方

自然由来のサプリメントの方が人体にとって吸収しやすく利用価値が高いです。トコフェロールもしくはトコトリエノールを自然配合したサプリメントを探しましょう。マルチビタミンサプリメントであれば摂り過ぎを心配することもなくお勧めです。

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摂取量の目安

1日当たりの推奨摂取量(RDA)は、成人の場合でもたったの22IUとされていますが、普通に販売されているサプリメントにはこれより遥かに多い用量が含まれます。

ビタミンEの大量摂取は死亡リスクを高めるという研究が発表されたこともあり、ビタミンEを多量服用することに対する懸念も出てきています。

この研究では、ビタミンEの大量摂取は出血のリスクを高めるとしています。とりわけ血液稀釈剤を服用しているビタミンK欠乏症患者の間では危険性が高いとのことです。ただし400IUを上回る量を摂取しなければ、特に心配はありません。

ビタミンEは、「たくさん摂った方が効果がある」という種類のビタミンではありません。ビタミンEを摂取する場合、マルチビタミンサプリメントを摂取しましょう。そうすれば摂り過ぎを心配することもありません。

ビタミンEオイルを塗ってニキビやニキビ跡を治す

ビタミンEは、ローションや石鹸、その他多くの美容製品に含まれます。抗酸化作用があるので、肌を日焼けや皺から守り、保湿する働きがあると考えられています。

ビタミンEオイルでニキビ治療に成功した事例は数多くあります。しかし油性肌の方にはオイルが不向きである可能性も留意してください。ビタミンEオイルの塗り方は以下になります。

必要なもの

  • ビタミンEオイル
  • ぬるま湯
  • 洗顔タオル

やり方

  1. 顔を優しく洗う
  2. ぬるま湯に浸したタオルを顔に被せ、毛穴を開かせる
  3. ビタミンEオイルを数滴、指に垂らす
  4. オイルを治療やマッサージしたい場所に塗布する

ニキビケアに使える他のビタミンとミネラル

ビタミンEの他にも、ニキビ治療のために重要なビタミンや栄養素がいくつかあります。亜鉛とビタミンAはその代表格です。

ニキビ治療にビタミンAを用いる理由はいくつもあります。ビタミンAには、コラーゲン生成の促進、肌の老化対策、皮膚細胞のターンオーバー周期の促進、殺菌、皮脂腺の縮小などの働きがあります。

ニキビ治療に亜鉛が有効なのは、強い免疫システムを保つ働きがあるからです。また皮膚細胞の再生サイクルを促進することで、ニキビの治癒を大幅に早めます。他にも、皮膚の炎症を和らげる抗炎症作用があります。

ビタミンEによるニキビ治療のまとめ

ビタミンEを十分に取るべき理由は、ビタミンEが抗酸化作用を持つため、また体内のビタミンAの量を調整する働きがあるからです。必要以上に摂取する必要はありません。実際に、過剰摂取は人体にとって有害です。

最善の策は、ビタミンEを100IUほど含むマルチビタミンを摂ることです。もし油性肌でない方は、ニキビケアにビタミンEオイルを用いても良いでしょう。ただしアレルギー反応から皮膚炎を起こすリスクもあるので、最初は少しずつ使うようにしてください。




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