日焼けをするとニキビができるのはなぜ？日焼けのアフターケア
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最終更新日：2017/06/26
ニキビの疑問Q&A
日焼けをするとニキビって悪化するの？
学生の方なら体育の時間や部活動の時間、社会人やファミリーの方なら春先のお花見やアウトドア、夏場の海水浴やキャンプ。外出をして紫外線を大量に浴びる機会は、どんな方でも沢山あります。
ニキビが気になっている方に質問です。
外出をして大量に紫外線を浴びた後に、ニキビが悪化した経験のある方はいらっしゃいませんか？実は紫外線が原因で、ニキビが悪化することがあります。日焼けをするとニキビが悪化する原因を知って、ニキビケアの対策をしましょう。
紫外線を大量に浴びると毛穴はどうなる？
ニキビができやすい肌は、いつでも毛穴に過剰な皮脂や汚れが詰まりやすい状態です。ニキビは皮脂分泌が過剰なオイリースキンやコンビネーションスキンの方によく見られます。
毛穴に皮脂が詰まっている部分に紫外線が当たるとどうなると思いますか？皮脂は紫外線によって酸化して、過酸化脂質という物質に変化します。過酸化脂質とは、何度も使用して黒くなって劣化した天ぷら油と考えていただくとわかりやすいと思います。
ドロドロに酸化した過酸化脂質は毛穴を詰まらせ、ニキビが出来やすくなります。紫外線を大量に浴びることでニキビは悪化しやすくなりますから、日焼けには十分注意をしましょう。
正しい日焼け止め、選べてますか？
最近SPF値の高い日焼け止めが化粧品コーナやドラクッストアでよく目に付きます。数値が高ければ高いほど日焼けをしないように感じますが、SPF値の意味はご存知でしょうか？
SPFはUVB波の防御効果を示す数字で、紫外線を浴びた時に赤い斑点が出るまでの時間を何倍に伸ばすことが出来るか？という指標です。具体的に例をあげてみると、色白で赤い斑点が出るのに20分かかる人なら、SPF30を使用すると20分×30倍=600分（10時間）、普通肌色で赤い斑点が出るのが30分かかる人なら、30分×30倍=900分（15時間）経過すれば、同じ状態になりますよ、ということです。
PAはUVAの防御効果を示し、＋・＋＋・＋＋＋の3段階で表します。
SPF50という数字の日焼け止めを使用すると全く日焼けしないようなイメージを受けるのですが、SPF値が高くなれば配合される油分が増えて、毛穴を詰まらせ安くなります。毛穴が詰まれば、ニキビは悪化しやすくなりますよ。
せっかく日焼けしないように配慮したことで、ニキビが悪化しては話になりません。大切なことは劣化した日焼け止めをウェットティッシュや濡れタオルなどで優しく拭き取り、こまめに塗り直しをすることです。
日焼け後はニキビを悪化させないためにスキンケアを行いましょう！
「ニキビがひどくなるので日焼けをしないためにも外出しません！」と言えたらいいですが、彼氏やお友達とのお付き合いもありますし、断ってばかりというわけにはいきません。また、気候の良い季節のアウトドアはとても楽しいですから、日焼けをしたらニキビを悪化させないためにも肌のアフターケアを行いましょう。
紫外線を長時間浴びると、毛穴が汚れやすくなります。また肌はメラニン色素が増えて黒くなり、肌は乾燥しやすくなります。
日中日焼け止めでしっかり肌を保護したら、夜は回復ケアを行いましょう。負担をかけないようにたっぷり泡立てた洗顔料で丁寧に洗浄し、化粧水や美容液などでしっかりと潤いを補うことです。
その日一度だけのケアではなく、肌の回復には時間がかかります。肌の回復を助けニキビを悪化させないためにも、肌に優しいスキンケアを続けるように心がけましょう。
