ニキビが同じ場所にできるのはなぜ?
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ニキビの疑問Q&A
気が付けばまた同じ場所にニキビが…。ニキビって、同じ場所にしつこく何度もできますよね。
「ちゃんと治ったと思っていたのに、また顎にニキビが出来てる。」
「誰かに見られて変に思われたらどうしよう。」
できたニキビが大きければ大きほど、その日の気分は憂鬱になります。せっかくお出かけをするのに、魅力的な笑顔で笑えなくなってしまいます。同じ部分にニキビができて悩み続けなくてもすむように、原因を探っていきましょう。
同じ場所にニキビができる理由って?
きちんとニキビが治ったと思っていても、実は完全にニキビが治りきっていないことが考えられます。炎症を起こしたり、膿がたまったり、悪化してもニキビは日数が経てば落ち着いたように見えます。
でも、ここで治ったと安心をしてはいけません。
ニキビを悪化させる原因の「アクネ菌」は、実は毛穴の奥深くに潜伏しています。生活習慣の乱れやストレス、ホルモンバランスの乱れなどが重なると、アクネ菌の大好物の「皮脂」が過剰に分泌されて、アクネ菌は「待ってました!」とばかりに繁殖します。そのため場所に大きなニキビができやすくなります。
また一度ニキビができた部分というのは、健康な肌とは状態が異なります。皮膚が薄くなったり、刺激に弱くなっていたり、毛穴が大きくなって皮脂や汚れがたまりやすくなっていたり、ニキビが出来やすい状態になっています。肌のバリア機能も弱っています。
でも、ニキビができやすい肌条件ができているならしょうがないと諦めるのはまだ早いです!適切なケアをすれば肌状態は改善することができます。
ニキビができないように毎日肌を清潔に。
毎日の洗顔は基本!
ニキビが特にできやすい肌質の方(オイリースキン・コンビネーションスキン)は、皮脂分泌が過剰で毛穴の中が不衛生になりがちです。ニキビが目立つ時だけスキンケアを行うのではなく、一年を通して常に肌を清潔に保つように洗浄を心がけましょう。
洗顔のコツは顔の皮膚は体の中でも特段薄い部分が多いので、力を入れすぎないようにします。肌の角質はラップ程度の薄さしかないので、力を入れると皮膚を傷めてしまいます。たっぷりと泡立てた洗顔料で包むように洗い、広い面は指先全体で、細かい部分は指先1本で優しく洗います。
すすぎは人肌の温度で丁寧に何度も洗い流します。
洗顔後は保湿を丁寧に!
ニキビができやすい肌は不衛生になりやすいからと、洗顔だけをこまめにしても完璧なニキビ対策とは言えません。洗顔をおこなうと肌表面上の保湿膜(皮脂膜)を剥がしやすくなるので、保湿を心がけることも大切です。
保湿剤を選ぶときには、保湿力の高いセラミド1・2・3が配合された化粧水・美容液などを選び、たっぷりと潤いを補給します。
おわりに
肌を清潔に保ち、保湿をしっかり行うことで肌は健康的で理想的な状態に近づきます。ニキビができやすい肌は、バランスを崩しやすい肌でもありますから、こまめなケアが必要になります。
ケアを継続することで、同じ部分に何度もできて悩みの種になっていたニキビも徐々にできにくくなりますし、キメも整い健康的な肌に改善していくことが可能です。
同じ場所に何度もニキビができないように、適切なスキンケアを継続していきましょう。