夏になるとニキビができる原因は?対策はある?
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ニキビの疑問Q&A
春先の暖かく過ごしやすい季節から夏に向かっていくと、ニキビの状態が変わっているような気がすることはありませんか?そう、ニキビの状態が明らかに悪化していると感じます。
- 大きなニキビができて、赤い炎症を起こしやすい
- できたニキビの数が多く、数も増える
- 夏場の暑い間はなかなか治らなくて、鏡を見るのが嫌になる
こんなことで、悩まされた経験ありませんか?どうして夏になるとニキビが悪化しやすくなるのでしょう。夏場にニキビが悪化しやすい原因をご紹介していきます。
そもそもニキビができる原因って?
ニキビができる主な原因とは、過剰な皮脂分泌が一番の原因です。皮脂を食べて増殖するアクネ桿菌が、過剰な皮脂をエサにして必要以上に増殖するとニキビができます。また、皮脂やアクネ桿菌だけがニキビのできる原因ではなく、肌の乾燥や毛穴の汚れや詰まりも原因です。
それに加えて食生活や生活環境・ホルモンバランス・ストレスの有無など、たくさんの要因が重なり合って肌がバランスを崩し、悪い状態になった時にニキビは悪化しやすくなります。
夏場のニキビが悪化しやすい理由は?
夏はニキビができやすい環境が、そろっています。以下の環境状態が主な原因です。
- ①気温の上昇
- ②紫外線が強くなる
- ③角質が剥がれるスピードが速くなる
- ④クーラーによる乾燥
①気温が上がり皮脂量が増える
夏場は気温が上がり、湿度が高くなります。もちろん皮脂分泌は寒い季節より過剰に分泌されますし、汗もかきやすく肌が汚れやすくなります。冬場よりも皮脂量が多くなるので毛穴が皮脂が溜まりやすくなり、アクネ桿菌が活発に活動し炎症を起こしたニキビができやすくなります。
②紫外線が強くなる
夏は紫外線が強くるため、皮脂が酸化して毛穴に詰まりやすくなります。アクネ桿菌は代謝物としてポルフィリンという物質を排出しますが、それが紫外線に当たると大量の活性酸素を出します。そうなると肌は痛み、傷つきやすくなります。その他、紫外線は肌を乾燥しやすくさせます。
③角質が剥がれるスピードが速くなる
過剰な汗が原因で角質の剥がれるスピードが早くなり、未熟で痩せた角質層になりやすくなります。気づかず洗顔の回数が増えることもあり、肌状態を不安定にします。
④クーラーによる乾燥
室内では過剰なクーラーによる肌は乾燥もニキビの要因となります。肌は乾燥すると剥がれた角片が毛穴に詰まりやすくなります。
夏場に皮脂が分泌されるのを止めるなんて無理なことで、皮脂が貯まらない肌環境に整えることが大切です。
夏場にニキビを悪化させないようにするための対策ポイント
適度な皮脂と汗は肌にとってとても大切なものですが、過剰な皮脂や汗が分泌されるとアクネ桿菌が活発に働きやすくなります。また肌のPh(ペーハー)バランスが崩れやすくデリケートになりやすくなります。以下のポイントを抑えて夏場もキレイな肌を保ちましょう。
- 汗は清潔なタオルなどで優しく押さえて拭き取る。
- 皮脂についてもあぶらとり紙やテッシュオフで余分な皮脂を取り除く。
- お化粧直しをきちんとする。
- 冷房の部屋には加湿器をおく。
- 生活シーンに合わせて、適切な紫外線ケアをおこなう。
- 朝夕は洗顔と保湿をおこなう。
- ニキビの悪化がひどい時には、皮膚科で相談をする。
夏場はニキビが悪化しやすい環境が整っています。ですがアナタの努力次第で悪化を軽減することはできます。適切なケアを継続して、夏場にニキビが悪化しないように努力をしていきましょう。